18.13. Automation Controller での callback プラグインの使用
Ansible は、callback プラグインと呼ばれる方法で、Playbook の実行中にアクションを柔軟に処理できます。これらのプラグインを Automation Controller で使用すると、Playbook の実行または失敗時にサービスに通知したり、Playbook の実行後に毎回メールを送信したりできます。
callback プラグインアーキテクチャーに関する公式ドキュメントについては、Developing plugins を参照してください。
Automation Controller は stdout
callback プラグインをサポートしません。Ansible で許可されるのは 1 つだけであり、すでにイベントデータのストリーミングに使用されているためです。
https://github.com/ansible/ansible/tree/devel/lib/ansible/plugins/callback などでサンプルのプラグインも確認してみてください。これらは、各サイトの目的に合わせて変更する必要があります。
これらのプラグインを使用するには、Automation Controller プロジェクトの Playbook と併せて、callback プラグイン .py
ファイルを /callback_plugins
というディレクトリーに配置します。次に、ジョブ設定の Ansible Callback Plugins フィールドで、パス (1 行に 1 つのパス) を指定します。
Ansible に同梱されているコールバックの大半をシステム全体に適用するには、それらを ansible.cfg
の callback_whitelist
セクションに追加する必要があります。
カスタムのコールバックがある場合は、Enabling callback plugins を参照してください。