第1章 Automation Controller の起動、停止、および再起動
Automation Controller には、管理者ユーティリティースクリプト automation-controller-service
が含まれています。このスクリプトにより、現在の単一の Automation Controller ノード上で実行中のすべての Automation Controller サービスを起動、停止、再起動できます。統合インストールの場合、スクリプトにはメッセージキューコンポーネントとデータベースが含まれます。
外部データベースは、管理者が明示的に管理する必要があります。サービススクリプトは /usr/bin/automation-controller-service
にあり、次のコマンドで呼び出すことができます。
root@localhost:~$ automation-controller-service restart
クラスター化されたインストールの場合、automation-controller-service restart
は、再起動するサービスとして PostgreSQL を含みません。これは、PostgreSQL が Automation Controller の外部に存在し、必ずしも再起動する必要がないためです。クラスター環境でサービスを再起動するには、代わりに systemctl restart automation-controller
を使用してください。
また、特定の変更を維持するには、ローカルホストインストールの場合とは対照的に、シングルノードではなく各クラスターノードを再起動する必要があります。
クラスター環境の詳細は、クラスタリング セクションを参照してください。
ディストリビューション固有のサービス管理コマンドを使用してサービススクリプトを呼び出すこともできます。ディストリビューションパッケージでは、多くの場合、サービスを管理するための同様のスクリプト (場合によっては init スクリプト) が提供されます。詳細は、お使いのディストリビューション固有のサービス管理システムを参照してください。
コンテナー内で Automation Controller を実行する場合は、automation-controller-service
スクリプトを使用しないでください。代わりに、コンテナー環境を使用して Pod を再起動します。