6.4. インスタンスサービスおよび障害時の動作
各 Automation Controller インスタンスは、以下のさまざまなサービスで構成されており、これらのサービスは連携しています。
- HTTP サービス
- これには、Automation Controller アプリケーション自体と外部 Web サービスが含まれます。
- Callback receiver
- 実行中の Ansible ジョブからジョブイベントを受信します。
- Dispatcher
- 全ジョブを処理して実行するワーカーキューです。
- Redis
- このキー値ストアは、ansible-playbook からアプリケーションに伝搬されるイベントデータのキューとして使用されます。
- Rsyslog
- ログをさまざまな外部ロギングサービスに配信するために使用されるログ処理サービスです。
Automation Controller は、これらのサービスまたはそのコンポーネントのいずれかが失敗した場合に、すべてのサービスが再起動されるように設定されています。これらが短期間で頻繁に失敗する場合は、予期せぬ動作を引き起こすことなく修復できるように、インスタンス全体が自動的にオフラインになります。
クラスター環境のバックアップと復元は、クラスター環境のバックアップおよび復元 セクションを参照してください。