12.3. 実行スケジュールの変更


指定した時間と間隔で実行するように metrics-utility を設定できます。実行頻度は cronjob で表現されます。cron ユーティリティーの詳細は、How to schedule jobs using the Linux ‘Cron’ utility 参照してください。

Red Hat Enterprise Linux および OpenShift Container Platform で実行スケジュールを変更するには、次のいずれかの手順を使用します。

手順

  1. コマンドラインから次のコマンドを実行します。

    crontab -e

  2. コードエディターが開いたら、以下に示すように cron 構文を使用して gather および build パラメーターを更新します。

    */2 * * * * metrics-utility gather_automation_controller_billing_data --ship --until=10m

    */5 * * * * metrics-utility build_report

  3. ファイルを保存してから閉じます。

12.3.1. Ansible Automation Platform Operator から OpenShift Container Platform の実行スケジュールを変更する

OpenShift Container Platform 上で実行されている Ansible Automation Platform デプロイメント内の metrics-utility の実行スケジュールを調整するには、次の手順を使用します。

手順

  1. ナビゲーションパネルから、Workloads Deployments を選択します。
  2. 次の画面で、automation-controller-operator-controller-manager を選択します。
  3. Deployment Details という見出しの下にある下矢印ボタンをクリックして、Pod の数をゼロに変更します。これにより、デプロイメントが一時停止し、実行スケジュールを更新できます。
  4. ナビゲーションパネルから、Installed Operators を選択します。
  5. インストールされている Operator のリストから、Ansible Automation Platform を選択します。
  6. 次の画面で、automation controller タブを選択します。
  7. 表示されるリストから、Automation Controller インスタンスを選択します。
  8. 次の画面で、YAML タブを選択します。
  9. YAML ファイルで、次のパラメーターを見つけて、metrics-utility データを収集する頻度とレポートを生成する頻度を表す変数を入力します。

    metrics_utility_cronjob_gather_schedule:

    metrics_utility_cronjob_report_schedule:

  10. Save をクリックします。
  11. ナビゲーションメニューから Deployments を選択し、automation-controller-operator-controller-manager を選択します。
  12. Pod の数を 1 に増やします。
  13. metrics-utility の実行スケジュールが正常に変更されたことを確認するために、次のどちらかの手順または両方を実行します。

    1. YAML ファイルに戻り、上記のパラメーターが正しい変数を反映していることを確認します。
    2. ナビゲーションメニューから Workloads Cronjobs を選択し、更新されたスケジュールが cronjob に表示されることを確認します。
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