7.3. 適用ポイントの設定


OPA サーバーと通信するように Ansible Automation Platform インスタンスを設定すると、ポリシーを適用する適用ポイントを設定できるようになります。

ポリシーをジョブテンプレート、インベントリー、または組織に関連付けることができます。適用は次のように実行されます。

組織
組織が所有するテンプレートから起動されたジョブは、ポリシーに違反すると失敗します。この設定により、組織の境界内での自動化を幅広く制御できます。
インベントリー
ポリシーに関連付けられたインベントリーを使用するジョブは、ポリシーに違反すると失敗します。この設定により、特定のインフラストラクチャーリソースへのアクセスを制御できます。
ジョブテンプレート
ポリシーに関連付けられたテンプレートから起動されたジョブは、関連付けられたポリシーに違反すると失敗します。この設定により、特定の自動化タスクを細かく制御できます。
注記

ポリシーをリソースに関連付けないと、関連するジョブを実行してもポリシーの評価が行われません。

7.3.1. ポリシーを組織に関連付ける

ポリシーを組織に関連付けるには、次のステップを実行します。

手順

  1. ナビゲーションパネルから、Access Management Organizations を選択します。
  2. Organizations ページで次の操作を行います。

    1. 既存の組織を編集するには、編集する組織を見つけ、鉛筆アイコン Edit page をクリックして編集画面に移動します。
    2. 新しい組織を作成するには、Create organization をクリックします。
  3. Policy enforcement という名前のフィールドに、実装するポリシーに関連付けられたクエリーパスを入力します。クエリーパスは package/rule という形式にする必要があります。
  4. Next をクリックし、Finish をクリックして設定を保存します。

7.3.2. ポリシーをインベントリーに関連付ける

ポリシーをインベントリーに関連付けるには、次のステップを実行します。

手順

  1. ナビゲーションパネルから Automation Execution Infrastructure Inventories を選択します。
  2. Inventories ページで次の操作を行います。

    1. 既存のインベントリーを編集するには、編集するインベントリーを見つけ、鉛筆アイコン Edit page をクリックして編集画面に移動します。
    2. 新しいインベントリーを作成するには、Create inventory をクリックします。
  3. Policy enforcement というタイトルのフィールドに、実装するポリシーに関連付けられたクエリーパスを入力します。クエリーパスは package/rule という形式にする必要があります。
  4. 既存のインベントリーを編集している場合は Save inventory をクリックし、新しいインベントリーを作成している場合は Create inventory をクリックします。

7.3.3. ポリシーをジョブテンプレートに関連付ける

ポリシーをジョブテンプレートに関連付けるには、次のステップを実行します。

手順

  1. ナビゲーションパネルから、Automation Execution Templates を選択します。
  2. Automation Templates ページで次の操作を行います。

    1. 既存のジョブテンプレートを編集するには、編集するジョブテンプレートを見つけ、鉛筆アイコン Edit page をクリックして編集画面に移動します。
    2. 新しいジョブテンプレートを作成するには、Create template をクリックします。
  3. Policy enforcement というタイトルのフィールドに、実装するポリシーに関連付けられたクエリーパスを入力します。クエリーパスは package/rule という形式にする必要があります。
  4. 既存のジョブテンプレートを編集している場合は Save job template を、新しいジョブテンプレートを作成している場合は Create job template をクリックします。
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