7.5. HSM に保存されたキーと証明書を使用して KRA サーバーをインストールする
RHEL Identity Management (IdM) で Vault を有効にするには、特定の IdM サーバーに Key Recovery Authority (KRA) Certificate System (CS) コンポーネントをインストールします。
前提条件
- トークンのパスワード。
手順
トークン名とトークンパスワードを指定して、install コマンドを実行します。
ipa-kra-install -p <password>
# ipa-kra-install -p <password>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - プロンプトが表示されたらトークンのパスワードを指定します。
検証
キーと証明書が HSM に保存されていることを確認します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 証明書名の先頭には HSM トークン名がついています。これは、秘密鍵と証明書がトークンに保存されていることを示します。
キーが保存される場所は、ユーザーが証明書を取得または使用する方法には影響しません。