7.4. HSM に保存されたキーと証明書を使用して IdM レプリカサーバーをインストールする
レプリカのインストールプロセスでは、既存のサーバーの設定をコピーし、その設定を基にしてレプリカをインストールします。
前提条件
- サポート対象の HSM がインストールされ、その HSM に CA キーと証明書がインストールされている。HSM にキーと証明書を保存した統合 CA を使用して IdM サーバーをインストールする を参照してください。
- 利用可能なスロット、トークン、トークンのパスワード。
手順
トークン名を指定してインストールコマンドを実行します。
ipa-replica-install --token-name=<HSM-TOKEN> --setup-ca -P admin -w <password> -U
# ipa-replica-install --token-name=<HSM-TOKEN> --setup-ca -P admin -w <password> -U
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - プロンプトが表示されたらトークンのパスワードを指定します。
検証
キーと証明書が HSM に保存されていることを確認します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 証明書名の先頭には HSM トークン名がついています。これは、秘密鍵と証明書がトークンに保存されていることを示します。
キーが保存される場所は、ユーザーが証明書を取得または使用する方法には影響しません。