9.9. CPU 周波数ドライバーとモードの制御
Intel P-State ドライバーの使用中は、ドライバーがパッシブモードの場合にのみ、PowerTOP は Frequency Stats タブに値を表示します。しかし、その場合も、値が不完全なことがあります。Intel P-State ドライバーには全部で次の 3 つのモードがあります。
- Hardware P-States (HWP) を使用したアクティブモード
- HWP を使用しないアクティブモード
- パッシブモード
ACPI CPUfreq ドライバーに切り替えると、PowerTOP で完全な情報が表示されます。ただし、システムをデフォルト設定にしておくことを推奨します。
手順
どのドライバーがどのモードでロードされているかを表示します。
# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_driver- Intel P-State ドライバーがロードされ、アクティブモードになっている場合は intel_pstate が返されます。
- Intel P-State ドライバーがロードされ、パッシブモードになっている場合は、intel_cpufreq が返されます。
- ACPI CPUfreq ドライバーがロードされている場合は、acpi-cpufreq が返されます。
Intel P-State ドライバーの使用中に、以下を実行します。
ドライバーをパッシブモードで強制的に実行するには、カーネルブートコマンドラインに次の引数を追加します。
intel_pstate=passiveIntel P-State ドライバーを無効にして ACPI CPUfreq ドライバーを使用するには、カーネルブートコマンドラインに次の引数を追加します。
intel_pstate=disable