4.5. PCP ロギングのスケーリングに影響を与える要因
Performance Co-Pilot (PCP) ロギングに影響を与える主な要因は、ハードウェアリソース、ログに記録されたメトリクス、ロギング間隔、およびアップグレード後のアーカイブ管理です。
- Remote system size
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リモートシステムのハードウェア設定 (CPU、ディスク、ネットワークインターフェイスの数など) は、集中型のロギングホスト上の各
pmloggerインスタンスが収集するデータの量に直接影響します。 - ログに記録されるメトリクス
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ログに記録されるメトリクスの数と種類は、ストレージ要件に大きな影響を与えます。特に、
per-process proc.*メトリクスは大量のディスク領域を必要とします。たとえば、標準の pcp-zeroconf セットアップと 10 秒のロギング間隔の場合、proc メトリクスがなければ 11 MB ですが、proc メトリクスを有効にすると 155 MB に増加します (10 倍の差)。さらに、各メトリックのインスタンス数 (たとえば CPU、ブロックデバイス、ネットワークインターフェイスの数など) も、必要なストレージ容量に影響を与えます。 - ロギング間隔
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ストレージ使用量は、メトリクスロギングの頻度により異なります。各
pmloggerインスタンスの予想される毎日の PCP アーカイブファイルサイズは、pmlogger.logファイルに記録されます。これらの推定値は圧縮されていないデータを表していますが、PCP アーカイブは通常 10:1 の圧縮率になるため、長期的なディスク容量要件はそれに応じて計算できます。 - pmlogrewrite によるアーカイブ更新の管理
- PCP をアップグレードするたびに、バージョン間でメトリクスメタデータの変更が検出されると、pmlogrewrite ツールは既存のアーカイブを更新します。このプロセスに必要な時間は、保存されているアーカイブの数に比例して増加します。