第4章 PCP の設定
Performance Co-Pilot (PCP) は、システムレベルのパフォーマンス測定を監視、視覚化、保存、および分析するためのツール、サービス、およびライブラリーのスイートです。Python、Perl、C、および C のインターフェイスを使用したパフォーマンスメトリックを追加できます。分析ツールは、Python、C、C のクライアント API を直接使用でき、豊富な Web アプリケーションは、JSON インターフェイスを使用して利用可能なすべてのパフォーマンスデータを調べることができます。ライブ結果とアーカイブされたデータを比較して、データパターンを解析できます。
- PCP の機能
- 軽量の分散アーキテクチャー。複雑なシステムの集中分析に役に立ちます。
- リアルタイムのデータを監視および管理する機能。
- 履歴データをログに記録および取得する機能。
- PCP には以下のコンポーネントがあります。
- Performance Metric Collector Daemon (pmcd) は、インストールされている Performance Metric Domain Agents (PMDA) からパフォーマンスデータを収集します。PMDA は、システムで個別にロードまたはアンロードでき、同じホスト上の PMCD によって制御されます。
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pminfoやpmstatなどのさまざまなクライアントツールは、同じホストまたはネットワーク上でこのデータを取得、表示、アーカイブ、処理できます。 -
pcpおよびpcp-system-toolsパッケージは、コマンドラインツールとコア機能を提供します。 -
pcp-guiパッケージは、グラフィカルアプリケーション pmchart を提供します。 -
grafana-pcpパッケージは、Grafana を使用した強力な Web ベースの視覚化機能とアラート機能を提供します。
4.1. PCP のインストールおよび有効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
必要なパッケージをインストールし、PCP 監視サービスを有効にして使用を開始します。pcp-zeroconf パッケージを使用して PCP のインストールを自動化することもできます。pcp-zeroconf を使用して PCP をインストールする方法の詳細は、pcp-zeroconf を使用した PCP の設定 を参照してください。
手順
pcp パッケージをインストールします。
# dnf install pcpホストマシンで pmcd サービスを有効にして起動します。
# systemctl enable pmcd # systemctl start pmcd
検証
PMCD プロセスがホストで実行されているかどうかを確認します。
# pcp Performance Co-Pilot configuration on arm10.local: platform: Linux arm10.local 6.12.0-55.13.1.el10_0.aarch64 #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC Mon May 19 07:29:57 UTC 2025 aarch64 hardware: 4 cpus, 1 disk, 1 node, 3579MB RAM timezone: JST-9 services: pmcd pmcd: Version 6.3.7-1, 12 agents, 6 clients pmda: root pmcd proc pmproxy xfs linux nfsclient mmv kvm jbd2 dm openmetrics