22.4. biotop を使用して、ディスク上で I/O 操作を実行している上位のプロセスを監視する


biotop ツールは、最も多くのディスク I/O アクティビティーを生成するプロセスをリアルタイムで表示します。このユーティリティーは、ディスクの読み取りや書き込みを頻繁に行うアプリケーションを特定できるため、パフォーマンスの監視やトラブルシューティングに役立ちます。

手順

  1. 1 つのターミナルで、引数として 30 を指定して biotop プログラムを実行し、30 秒のサマリーを生成します。

    # /usr/share/bcc/tools/biotop 30

    引数を指定しない場合、出力画面がデフォルトで 1 秒ごとに更新されます。

  2. 別のターミナルで、次のコマンドを入力して、ローカルハードディスクデバイスからコンテンツを読み取り、出力を /dev/zero ファイルに書き込みます。

    # dd if=/dev/vda of=/dev/zero

    このステップでは、biotop の機能がわかるように、特定の I/O トラフィックを生成します。biotop を実行しているターミナルには、次のような出力が表示されます。

    PID    COMM             D MAJ MIN DISK       I/O  Kbytes     AVGms
    9568   dd               R 252 0   vda      16294 14440636.0  3.69
    48     kswapd0          W 252 0   vda       1763 120696.0    1.65
    7571   gnome-shell      R 252 0   vda        834 83612.0     0.33
    1891   gnome-shell      R 252 0   vda       1379 19792.0     0.15
    7515   Xorg             R 252 0   vda        280  9940.0     0.28
    7579   llvmpipe-1       R 252 0   vda        228  6928.0     0.19
    9515   gnome-control-c  R 252 0   vda         62  6444.0     0.43
    8112   gnome-terminal-  R 252 0   vda         67  2572.0     1.54
    7807   gnome-software   R 252 0   vda         31  2336.0     0.73
    9578   awk              R 252 0   vda         17  2228.0     0.66
    7578   llvmpipe-0       R 252 0   vda        156  2204.0     0.07
    9581   pgrep            R 252 0   vda         58  1748.0     0.42
    7531   InputThread      R 252 0   vda         30  1200.0     0.48
    7504   gdbus            R 252 0   vda          3  1164.0     0.30
    1983   llvmpipe-1       R 252 0   vda         39   724.0     0.08
    1982   llvmpipe-0       R 252 0   vda         36   652.0     0.06
    ...

    biotop 出力には、以下のフィールドが表示されます。

    PID
    プロセス ID。(9568)
    COMM
    プロセス名。(dd)
    DISK
    読み取り操作を実行するディスク。(vda)
    I/O
    実行された読み取り操作の数。(16294)
    Kbytes
    読み取り操作によって読み取られたキロバイト数。(14,440,636)
    AVGms

    読み取り操作の平均 I/O 時間。(3.69)

    詳細は、システム上の /usr/share/bcc/tools/doc/biotop_example.txt ファイルと dd(1) man ページを参照してください。

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