2.5. プロファイルの継承とプロファイルカスタマイズ変数


TuneD は、新しいプロファイルの作成や既存のプロファイルの変更を効率よく実行するために、プロファイルの継承、変数の使用、およびビルトイン関数をサポートしています。

プリインストールされたプロファイルとカスタムプロファイルは次のディレクトリーにあります。

  • プリインストールされたプロファイル: /usr/lib/tuned/profiles/ に配置されています
  • カスタムプロファイル: /etc/tuned/profiles/ に作成されます

    プロファイルの継承

    TuneD プロファイルは、[main] セクションの include オプションを使用して他のプロファイルから設定を継承できます。プロファイルの継承とは、子プロファイルが親からすべての設定を継承し、そのうえでカスタム要件に基づき新しいパラメーターをオーバーライドまたは追加できることを意味します。たとえば、balanced プロファイルに基づき、balanced プロファイルで元々設定されている medium_power ではなく min_power に ALPM を追加で設定するプロファイルを作成するには、次のコマンドを使用します。

    [main]
    include=balanced
    
    [scsi_host]
    alpm=min_power
    プロファイルをカスタマイズする際の変数の使用

    プロファイルをカスタマイズする際に変数を定義できます。変数を使用することで繰り返しの定義を減らすことができ、設定が簡素化されます。プロファイルに [variables] セクションを作成し、以下を使用することで独自の変数を定義できます。

    [variables]
    variable_name=value

    プロファイル内の変数の値を展開するには、以下を使用します。

    ${variable_name}

    変数を別のファイルに保存し、変数ファイルにファイルパスを追加することで、プロファイルのカスタマイズ時にこれらの変数を使用することもできます。たとえば、別のファイルの変数を考慮する場合は、設定ファイルに次の行を追加できます。

    tuned.conf:
    [variables]
    include=/etc/tuned/my-variables.conf
    
    [bootloader]
    cmdline=isolcpus=${isolated_cores}

    my-variable.conf ファイルには、次のように isolated_cores=1,2 が追加されます。

    my-variable.conf:
    isolated_cores=1,2
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