8.4. NIS ドメインの IdM への移行
Linux 環境を管理しており、異なる UID や GID がある各種の NIS ドメインを最新のアイデンティティー管理ソリューションに移行する場合は、ID ビューを使用してホスト固有の UID および GID を既存ホスト向けに設定し、既存ファイルおよびディレクトリーのパーミッション変更を防ぐことができます。
移行プロセスは、以下のようになります。
- IdM ドメインにユーザーおよびグループを作成します。詳細は以下参照
- ID ビューを既存ホストに使用して、ユーザー作成中に IdM が生成した ID を上書きします。
- 個別の ID ビューを作成します。
- ユーザーおよびグループの ID 上書きを ID ビューに追加します。
- ID ビューを特定のホストに割り当てます。
詳細は、異なるホストのユーザーアカウントに対する異なる属性値の定義 を参照してください。 - 『Linux ドメイン ID、認証、およびポリシーガイド』 の Identity Management クライアントのインストールおよびアンインストール
- NIS ドメインの使用を停止します。