4.20. クラウド環境の RHEL
cloud-init の新しい SSH モジュール
今回の更新で、cloud-init
ユーティリティーに SSH モジュールが追加され、インスタンスの作成時にホストキーが自動的に生成されるようになりました。
この変更により、デフォルトの cloud-init
設定が更新されました。したがって、ローカルの変更があった場合は、/etc/cloud/cloud.cfg に "ssh_genkeytypes: ['rsa', 'ecdsa', 'ed25519']" 行が含まれていることを確認してください。
そうしないと、sshd
サービスを起動できないイメージが cloud-init
によって作成されます。この問題が発生した場合は、次の手順に従って問題を回避してください。
/etc/cloud/cloud.cfg
ファイルに次の行が含まれていることを確認します。ssh_genkeytypes: ['rsa', 'ecdsa', 'ed25519']
-
/etc/ssh/ssh_host_*
ファイルがインスタンスに存在するかどうかを確認します。 /etc/ssh/ssh_host_*
ファイルが存在しない場合は、次のコマンドを使用してホストキーを生成します。cloud-init single --name cc_ssh
sshd サービスを再起動します。
systemctl restart sshd
(BZ#2115791)