11.14. デスクトップ
RHEL 9 にアップグレードすると、Firefox アドオンが無効になります
RHEL8 から RHEL 9 にアップグレードすると、Firefox で以前に有効にしたすべてのアドオンが無効になります。
この問題を回避するには、アドオンを手動で再インストールまたは更新します。その結果、アドオンは予想通りに有効になります。
User Creation 画面が応答しない
グラフィカルユーザーインターフェイスを使用して RHEL をインストールすると、User Creation の画面が応答しなくなります。そのため、インストール中にユーザーを作成するのが困難です。
この問題を回避するには、以下のソリューションのいずれかを使用してユーザーを作成します。
- VNC モードでインストールを実行し、VNC ウィンドウのサイズを変更します。
- インストールプロセスの完了後にユーザーを作成します。
RHEL 9 へのアップグレード後に VNC が実行されていない
RHEL8 から RHEL 9 にアップグレードした後、以前に有効にされていたとしても、VNC サーバーは起動に失敗します。
この問題を回避するには、システムのアップグレード後に vncserver
サービスを手動で有効にします。
# systemctl enable --now vncserver@:port-number
その結果、VNC が有効になり、システムが起動するたびに期待どおりに起動します。