11.9. ブートローダー
grubby
の動作はドキュメントから逸脱している
grubby
ツールを使用して新しいカーネルを追加し、引数を指定しない場合、grubby
はデフォルトの引数を新しいエントリーに渡します。--copy-default
引数を渡さなくても、この動作が発生します。--args
および --copy-default
オプションを使用すると、これらの引数が、汚い
ドキュメントに記載されているデフォルトの引数に追加されます。
ただし、$tuned_params
などの追加の引数を追加すると、--copy-default
オプションが呼び出されない限り、grubby
ツールはこれらの引数を渡しません。
この状況では、次の 2 つの回避策があります。
root=
引数を設定し、--args
を空のままにします:# grubby --add-kernel /boot/my_kernel --initrd /boot/my_initrd --args "root=/dev/mapper/rhel-root" --title "entry_with_root_set"
または、
root=
引数と指定された引数を設定しますが、デフォルトのものは設定しません:# grubby --add-kernel /boot/my_kernel --initrd /boot/my_initrd --args "root=/dev/mapper/rhel-root some_args and_some_more" --title "entry_with_root_set_and_other_args_too"