10.5. インフラストラクチャーサービス
クライアントサイドおよびサーバーサイドの DHCP パッケージがが非推奨になる
Internet Systems Consortium (ISC) は、2022 年末をもって ISC DHCP のメンテナンスを終了することを発表しました。そのため、Red Hat は、RHEL 9 でのクライアントサイドおよびサーバーサイドの DHCP パッケージの使用を非推奨とし、今後の RHEL メジャーバージョンでは配布しないことを決定しました。お客様は、dhcpcd
や ISC Kea
などの利用可能な代替手段への移行を準備する必要があります。
Jira:RHELDOCS-17135[1]
sendmail
、libotr
、mod_security
、spamassassin
パッケージが非推奨になる
以下のパッケージは RHEL 9 では非推奨となり、今後の RHEL メジャーバージョンでは配布されません。
- sendmail - Red Hat では、postfix メールデーモン (サポート対象) への移行を推奨しています。
- libotr
- mod_security
- spamassassin
Jira:RHEL-22385[1]