第3章 RHEL 9 のコンテンツの配布
3.1. インストール
Red Hat Enterprise Linux 9 は、ISO イメージを使用してインストールします。AMD64、Intel 64 ビット、64 ビット ARM、IBM Power Systems、IBM Z アーキテクチャーで、以下の 2 種類のインストールメディアが利用できます。
インストール ISO: BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーが含まれ、リポジトリーを追加しなくてもインストールを完了できる完全インストールイメージです。製品のダウンロード ページでは、
インストール ISO
はバイナリー DVD
と呼ばれます。注記インストール用 ISO イメージのサイズは複数 GB であるため、光学メディア形式には適合しない場合があります。インストール ISO イメージを使用して起動可能なインストールメディアを作成する場合は、USB キーまたは USB ハードドライブを使用することが推奨されます。Image Builder ツールを使用すれば、RHEL イメージをカスタマイズできます。Image Builder の詳細は Composing a customized RHEL system image を参照してください。
- Boot ISO - インストールプログラムを起動するのに使用する最小限の ISO ブートイメージです。このオプションでは、ソフトウェアパッケージをインストールするのに、BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーにアクセスする必要があります。リポジトリーは、Installation ISO イメージの一部です。インストール中に Red Hat CDN または Satellite に登録して、Red Hat CDN または Satellite から最新の BaseOS および AppStream コンテンツを使用することもできます。
ISO イメージのダウンロード、インストールメディアの作成、および RHEL インストールの完了の方法は、インストールメディアからの RHEL の対話的な インストール を参照してください。自動化したキックスタートインストールなどの高度なトピックは RHEL を自動的にインストール を参照してください。