16.2. 条件の変更に対するアラートおよび応答
監視の重要な部分は、望ましくないイベントが発生したときに認識することです。アラートは JBoss ON 管理の他の機能(データと設定のドリフト検出の監視)で機能し、アラートをトリガーする 条件 を定義します。
アラート条件が満たされると、JBoss ON のアラートには 2 つの重要な機能があります。
- アラートは、管理者が 定義したパラメーターに基づいて問題があったことを通知します。
- アラートはインシデントに自動的に応答 します。管理者は操作を自動的に開始し、JBoss ON CLI スクリプトを実行して JBoss ON またはリソース設定の変更、コンテンツの再デプロイ、またはシェルスクリプトの実行が、アラート条件に対応して実行できます。管理者定義のアラートに対する自動応答により、管理者はインフラストラクチャーの問題に迅速に対応し、停止の影響を軽減することができます。
アラートは、メトリクス情報、コールタイムデータ、可用性、およびイベント、すべての通常のモニタリング要素に基づいています。アラートは、設定のドリフトを追跡するドリフト定義で定義される、リソースに対する重要な変更を基にすることもできます。リソースの設定を監視データと共に追跡することで、管理者は、予定外の、または望ましくないシステムの変更を簡単に、一貫して修正できます。