4.2.4. インスタンスへのログイン
前提条件
- インスタンスのセキュリティーグループには SSH ルールが設定されているようにしてください(『 ユーザーおよびアイデンティティー 管理ガイド』の「プロジェクト のセキュリティー管理」を参照してください)。
- インスタンスに Floating IP アドレス (外部アドレス) が割り当てられていることを確認します (「Floating IP アドレスの作成、割り当て、および解放」を参照)。
- インスタンスのキーペアの証明書を取得します。証明書は、キーペアの作成時にダウンロードされます。キーペアを自分で作成しなかった場合には、管理者に問い合わせてください (「キーペアの管理」を参照)。
最初に、キーペアのファイルを SSH に読み込み、次に名前を指定せずに ssh を使用します。
生成したキーペアの証明書のアクセス権を変更します。
$ chmod 600 os-key.pem
ssh-agent
がすでに実行されているかどうかを確認します。# ps -ef | grep ssh-agent
実行されていない場合には、次のコマンドで起動します。
# eval `ssh-agent`
ローカルマシンで、キーペアの証明書を SSH に読み込みます。以下に例を示します。
$ ssh-add ~/.ssh/os-key.pem
- これで、イメージにより提供されるユーザーで、ファイルに SSH アクセスできるようになりました。
以下のコマンドの例は、Red Hat Enterprise Linux のゲストイメージに cloud-user
として SSH アクセスする方法を示しています。
$ ssh cloud-user@192.0.2.24
注記
証明書を直接使用することも可能です。以下に例を示します。
$ ssh -i /myDir/os-key.pem cloud-user@192.0.2.24