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12.2. Open vSwitch ボンディングのオプション

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オーバークラウドは、Open vSwtich (OVS) を介してネットワークを提供します。以下の表は、ボンディングされたインターフェースに関する OVS カーネルおよび OVS-DPDK のサポートについてまとめています。OVS/OVS-DPDK balance-tcp モードは、テクノロジープレビューとしてのみ利用可能です。

注記

このサポートには Open vSwitch 2.11 以降が必要です。

OVS ボンディングモード

用途

備考

互換性のある LACP オプション

active-backup

高可用性 (active-passive)

 

active、passive、または off

balance-slb

スループットの向上 (active-active)

  • パフォーマンスは、パケットあたりの追加パース量の影響を受けます。
  • vhost-user ロック競合が生じる可能性があります。

active、passive、または off

balance-tcp (テクノロジープレビューのみ)

推奨されない (active-active)

  • L4 ハッシュに必要な再循環が、パフォーマンスに影響を及ぼします。
  • balance-slb と同様に、パフォーマンスはパケットあたりの追加パース量の影響を受け、vhost-user ロック競合が生じる可能性があります。
  • LACP を有効にする必要があります。

active または passive

以下の例に示すように、ネットワークの環境ファイルで BondInterfaceOvsOptions パラメーターを使用して、ボンディングされたインターフェースを設定することができます。

parameter_defaults:
  BondInterfaceOvsOptions: "bond_mode=balance-slb"
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