7.3. DNS エンドポイントの設定
DNS ホスト名を使用して SSL/TLS でオーバークラウドにアクセスする場合には、/usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/predictable-placement/custom-domain.yaml
ファイルを /home/stack/templates
ディレクトリーにコピーします。
この環境ファイルが初回のデプロイメントに含まれていない場合は、TLS-everywhere のアーキテクチャーで再デプロイすることはできません。
すべてのフィールドのホスト名およびドメイン名を設定し、必要に応じてカスタムネットワークのパラメーターを追加します。
- CloudDomain
- ホストの DNS ドメイン
- CloudName
- オーバークラウドエンドポイントの DNS ホスト名
- CloudNameCtlplane
- プロビジョニングネットワークエンドポイントの DNS 名
- CloudNameInternal
- Internal API エンドポイントの DNS 名
- CloudNameStorage
- ストレージエンドポイントの DNS 名
- CloudNameStorageManagement
- ストレージ管理エンドポイントの DNS 名
手順
次のパラメーターのいずれかを使用して、使用する DNS サーバーを追加します。
-
DEFAULT/undercloud_nameservers
-
%SUBNET_SECTION%/dns_nameservers
-
CloudName{network.name}
定義を使用して、仮想 IP を使用するコンポーザブルネットワーク上の API エンドポイントの DNS 名を設定できます。
詳細は、director を使用した Red Hat OpenStack Platform のインストールと管理 の コンポーザブルネットワークの追加 を参照してください。