4.4. システムの登録
Red Hat OpenStack Platform director をインストールするには、まず Red Hat サブスクリプションマネージャーを使用してホストシステムを登録し、必要なチャンネルをサブスクライブします。
手順4.1 サブスクリプションマネージャーを使用して必要なチャンネルをサブスクライブする手順
- コンテンツ配信ネットワークにシステムを登録します。プロンプトが表示されたら、カスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。
$ sudo subscription-manager register
- Red Hat OpenStack Platform director のエンタイトルメントプールを検索します。
$ sudo subscription-manager list --available --all
- 上記のステップで特定したプール ID を使用して、Red Hat OpenStack Platform 8 のエンタイトルメントをアタッチします。
$ sudo subscription-manager attach --pool=pool_id
- デフォルトのリポジトリーをすべて無効にしてから、必要な Red Hat Enterprise Linux リポジトリーを有効にします。
$ sudo subscription-manager repos --disable=* $ sudo subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms --enable=rhel-7-server-extras-rpms --enable=rhel-7-server-openstack-8-rpms --enable=rhel-7-server-openstack-8-director-rpms --enable rhel-7-server-rh-common-rpms
これらのリポジトリーには、director のインストールに必要なパッケージが含まれます。重要
上記にリストしたリポジトリーのみを有効にします。追加のリポジトリーを使用すると、パッケージとソフトウェアの競合が発生する場合があります。他のリポジトリーは有効にしないでください。 - システムで更新を実行して、ベースシステムパッケージを最新の状態にします。
$ sudo yum update -y $ sudo reboot
システムは、director をインストールできる状態になりました。