3.3.3. Red Hat Virtualization Application Provisioning Tool (APT) を使用した Windows ゲストへのゲスト追加の自動化
Red Hat Virtualization Application Provisioning Tool (APT) は、Windows 仮想マシンおよびテンプレートにインストールできる Windows サービスです。APT サービスがインストールされ、仮想マシンで実行していると、アタッチされた ISO ファイルが自動的にスキャンされます。サービスが有効な Red Hat Virtualization ゲストツールの ISO を認識し、その他のゲストツールがインストールされていない場合、APT サービスはゲストツールをインストールします。ゲストツールがすでにインストールされ、ISO イメージに新しいバージョンのツールが含まれている場合、このサービスは自動アップグレードを実行します。この手順では、
rhev-tools-setup.iso
ISO ファイルを仮想マシンにアタッチしていることを前提としています。
手順3.5 Windows での APT サービスのインストール
- 仮想マシンにログインします。
- 2009
-tools-setup.iso ファイル
を含む CD ドライブを選択します。 - RHEV-Application Provisioning Tool をダブルクリックします。
- User Account Control ウィンドウで をクリックします。
- インストールが完了したら、RHEV-Application Provisioning Tool InstallShield Wizard ウィンドウで
Start RHEV-apt Service
チェックボックスが選択されていることを確認し、 をクリックして変更を適用します。
APT サービスが正常にインストールされるか、仮想マシンのゲストツールが正常にアップグレードされると、仮想マシンは自動的に再起動されます。これは、マシンにログインするユーザーから確認せずに行われます。APT サービスがすでにインストールされているテンプレートから作成された仮想マシンを初めて起動する場合にも、APT サービスはこれらの操作を実行します。
注記
RHEV-apt サービスは、インストール後に
Start RHEV-apt Service
チェックボックスをオフにしてすぐに停止できます。Services ウィンドウを使用すると、いつでもサービスを停止、起動、または再起動できます。