3.3.2. Windows へのゲストエージェントとドライバーのインストール
Red Hat Virtualization のゲストエージェントとドライバーは、Red Hat Virtualization Manager への依存関係としてインストールされた rhev-guest-tools-iso パッケージで提供される、
rhev-tools-setup.iso
ISO ファイルを使用して Windows 仮想マシンにインストールされます。この ISO ファイルは、Red Hat Virtualization Manager がインストールされているシステムの /usr/share/rhev-guest-tools-iso/rhev-tools-setup.iso
にあります。
注記
a
dobe-tools-setup.iso
ISO ファイルは、engine-setup を実行すると、デフォルトの ISO ストレージドメインに自動的にコピーされます。あるいは、手動で ISO ストレージドメインにアップロードする必要があります。
注記
ISO ファイルの更新さ
れ
たバージョンは、実行中の Windows 仮想マシンに手動でアタッチして、更新されたツールおよびドライバーをインストールする必要があります。仮想マシンで APT サービスが有効になっていると、更新された ISO ファイルが自動的に割り当てられます。
注記
コマンドラインから、または Windows Deployment Services などのデプロイメントツールの一部としてゲストエージェントおよびドライバーをインストールする場合は、
ISSILENTMODE
オプションおよび ISNOREBOOT
オプションを RHEV-toolsSetup.exe
に追加して、ゲストエージェントとドライバーを警告なしでインストールし、インストールしたマシンがインストール直後に再起動されないようにすることができます。その後、デプロイメントプロセスが完了すると、マシンは後で再起動できます。
D:\RHEV-toolsSetup.exe ISSILENTMODE ISNOREBOOT
手順3.4 Windows へのゲストエージェントとドライバーのインストール
- 仮想マシンにログインします。
- 2009
-tools-setup.iso ファイル
を含む CD ドライブを選択します。 - RHEV-toolsSetup をダブルクリックします。
- Welcome 画面でをクリックします。
- RHEV-Tools InstallShield Wizard ウィンドウのプロンプトに従います。コンポーネントの一覧にあるチェックボックスがすべて選択されていることを確認します。
図3.2 インストール用の Red Hat Virtualization ツールのすべてのコンポーネントの選択
- インストールが完了したら、
Yes, I want to restart my computer now
を選択し、 をクリックして変更を適用します。
ゲストエージェントとドライバーは、使用状況情報を Red Hat Virtualization Manager に渡すようになり、USB デバイス、シングルサインオン、仮想マシンおよびその他の機能にアクセスできるようになります。Red Hat Virtualization ゲストエージェントは
RHEV Agent
と呼ばれるサービスとして実行され、C:\Program Files\Redhat\RHEV\Drivers\Agent
にある rhev-agent
設定ファイルを使用して設定できます。