6.15.2.2. SPICE を使用するための仮想マシンのタブレットおよびマウスの設定
/etc/X11/xorg.conf
ファイルを編集し、仮想マシンのタブレットデバイスの SPICE を有効にします。
手順6.38 SPICE を使用するための仮想マシンのタブレットおよびマウスの設定
- ゲストでタブレットデバイスが利用可能であることを確認します。
# /sbin/lsusb -v | grep 'QEMU USB Tablet'
コマンドの出力がない場合は、タブレットの設定を続行しないでください。 /etc/X11/xorg.conf をバックアップします。
# cp /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf.$$.backup
/etc/X11/xorg.conf に以下の変更を加えます。
Section "ServerLayout" Identifier "single head configuration" Screen 0 "Screen0" 0 0 InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard" InputDevice "Tablet" "SendCoreEvents" InputDevice "Mouse" "CorePointer" EndSection Section "InputDevice" Identifier "Mouse" Driver "void" #Option "Device" "/dev/input/mice" #Option "Emulate3Buttons" "yes" EndSection Section "InputDevice" Identifier "Tablet" Driver "evdev" Option "Device" "/dev/input/event2" Option "CorePointer" "true" EndSection
- 仮想マシンからログアウトし、ログインし直して X-Windows を再起動します。