7.8.4. Cloud-Init を使用した仮想マシンの初期化
Cloud-Init を使用して、Linux 仮想マシンの初期設定を自動化します。Cloud-Init フィールドを使用して、仮想マシンのホスト名、タイムゾーン、root パスワード、認証キー、ネットワークインターフェイス、および DNS サービスを設定できます。起動時に実行するカスタムスクリプトを YAML 形式で指定することもできます。カスタムスクリプトにより、Cloud-Init がサポートしているが、Cloud-Init フィールドでは利用できない追加の Cloud-Init 設定が可能です。カスタムスクリプトの例の詳細は、クラウド 設定の例 を参照してください。
手順7.14 Cloud-Init を使用した仮想マシンの初期化
この手順では、Cloud-Init の設定セットで仮想マシンを起動します。仮想マシンのベースとなるテンプレートに該当する設定が含まれている場合は、設定を確認し、必要に応じて変更を行い、
をクリックして仮想マシンを起動します。
- 仮想マシン タブ をクリック して、仮想マシンを選択します。
- Initial Run セクションを展開し、Cloud-Init チェックボックスを選択します。
- VM Hostname テキストフィールドにホスト名を入力します。
- Configure Time Zone チェックボックスを選択し、Time Zone ドロップダウンメニューからタイムゾーンを選択します。
- Use already configured password チェックボックスを選択して既存の認証情報を使用するか、そのチェックボックスの選択を解除して、Password および Verify Password のテキストフィールドに root パスワードを入力し、新しい root パスワードを指定します。
- SSH Authorized Keys テキストエリアに、仮想マシンの認証ホストファイルに追加する SSH キーを入力します。
- Regenerate SSH Keys チェックボックスを選択して、仮想マシンの SSH キーを再生成します。
- DNS Servers テキストフィールドに DNS サーバーを入力します。
- DNS Search Domains テキストフィールドに DNS 検索ドメインを入力します。
- Network チェックボックスを選択し、+ ボタンおよび - ボタンを使用して、仮想マシンにネットワークインターフェイスを追加または削除します。
- Custom Script テキストエリアにカスタムスクリプトを入力します。スクリプトで指定した値が適切であることを確認します。そうしないと、アクションは失敗します。
注記
仮想マシンに Cloud-Init がインストールされているかどうかを確認するには、仮想マシンを選択し、
サブタブをクリックします。ゲストエージェントがインストールされている場合にのみ表示されます。