6.13.6. 仮想マシンの手動移行
実行中の仮想マシンは、指定したホストクラスター内の任意のホストにライブマイグレーションが可能です。仮想マシンのライブマイグレーションでは、サービスが中断されることはありません。仮想マシンを別のホストに移行することは、特定のホストの負荷が高すぎる場合に特に便利です。ライブマイグレーションの前提条件は、「ライブマイグレーションの前提条件」 を参照してください。。
注記
ホストをメンテナーンスモードに移行すると、そのホストで実行されている仮想マシンは自動的に同じクラスター内の他のホストに移行します。これらの仮想マシンを手動で移行する必要はありません。
注記
通常、異なるクラスター間で仮想マシンのライブマイグレーションを行うことは推奨されません。現在サポートされている唯一のユースケースは、に記載されてい https://access.redhat.com/articles/1390733 ます。
手順6.30 仮想マシンの手動移行
- 仮想マシン タブ をクリックし て、実行中の仮想マシンを選択します。
- ラジオボタンを使用して、ホストの 自動選択 または 移行先ホストの選択 のいずれかを選択します。ドロップダウンリストを使用してホストを指定します。注記Select Host Automatically オプションを選択すると、システムはスケジューリングポリシーで設定された負荷分散および電源管理ルールに従って、仮想マシンの移行先のホストを決定します。
移行中は、Migration の進捗バーに進捗が表示されます。移行が完了すると、Host 列が更新され、仮想マシンが移行されたホストが表示されます。