第4章 エントリーポイント


ユーザーは、ホストベース で設定されるエントリーポイント URI の GET リクエストを介して API との対話を開始します。

例4.1 API エントリーポイントへのアクセス

ホスト が www.example.com で、ベース が /ovirt-engine/api の場合、エントリーポイントは以下の要求と共に表示されます。
GET /ovirt-engine/api HTTP/1.1
Accept: application/xml
Host: www.example.com
Authorization: [base64 encoded credentials]

HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: application/xml

<api>
    <link rel="hosts" href="/ovirt-engine/api/hosts"/>
    <link rel="vms" href="/ovirt-engine/api/vms"/>
    ...
    <product_info>
        <name>Red Hat Virtualization</name>
        <vendor>Red Hat</vendor>
        <version revision="0" build="0" minor="0" major="4"/>
    </product_info>    
    <special_objects>
        <link rel="templates/blank" href="..."/>
        <link rel="tags/root" href="..."/>
    </special_objects>
    <summary>
        <vms>
            <total>10</total>
            <active>3</active>
        </vms>
        <hosts>
            <total>2</total>
            <active>2</active>
        </hosts>
        <users>
            <total>8</total>
            <active>2</active>
        </users>
        <storage_domains>
            <total>2</total>
            <active>2</active>
        </storage_domains>
    </summary>
</ovirt-engine/api>
注記
分かりやすくするために、他のすべての例では Host: および Authorization: リクエストヘッダーを省略し、base がデフォルトの /ovirt-engine/api パスであると想定します。このベースパスは実装によって異なります。

4.1. 製品情報

エントリーポイントには、API ユーザーが Red Hat Virtualization 環境の正当性を判断するのに役立つ product_info 要素が含まれています。これには、製品の 名前vendor、および version が含まれます。

例4.2 本物の Red Hat Virtualization 環境を検証する

以下の要素は、本物の Red Hat Virtualization 4.0 環境を識別します。
<api>
    ...
    <product_info>
        <name>Red Hat Virtualization</name>
        <vendor>Red Hat</vendor>
				<version>
						<build>2</build>
						<full_version>4.0.2.3-0.1.el7ev</full_version>
						<major>4</major>
						<minor>0</minor>
						<revision>0</revision>
				</version>
    </product_info>
    ...
</ovirt-engine/api>
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