A.3. cURL の使用
curl はコマンドラインインターフェイスを使用して要求を HTTP サーバーに送信します。リクエストを統合するには、以下のコマンド構文が必要です。
Usage: curl [options] uri
uri
は、リクエストを送信するターゲット HTTP アドレスを参照します。これは、API エントリーポイントパス(/ovirt-engine/api
)内の Red Hat Virtualization Manager ホストの場所です。
curl オプション
- -X COMMAND, --request COMMAND
- 使用する要求コマンド。REST API のコンテキストでは、
GET
、POST
、PUT
、またはDELETE
を使用します。例: -X GET - -H LINE, --header LINE
- リクエストに含める HTTP ヘッダー。複数のヘッダーが必要な場合は、複数のヘッダーオプションを使用します。例: -H "Accept: application/xml" -H "Content-Type: application/xml"
- -u USERNAME:PASSWORD, --user USERNAME:PASSWORD
- Red Hat Virtualization ユーザーのユーザー名およびパスワード。この属性は、
Authorization:
ヘッダーの便利な代替として機能します。例: -u admin@internal:p@55w0rd! - --cacert CERTIFICATE
- REST API への SSL 通信の証明書ファイルの場所。証明書ファイルは、クライアントマシンにローカルに保存されます。-k 属性を使用して SSL をバイパスします。例: --cacert ~/Certificates/NORMAL.cer
- -D BODY, --data BODY
- リクエストに送信する本文。
POST
、PUT
、およびDELETE
リクエストで使用します。要求にボディーが存在する場合は、必ずContent-Type: application/xml
ヘッダーを指定してください。Example: -d "<cdrom><file id='rhel-server-6.0-x86_64-dvd.iso'/></cdrom>"