検索

第19章 入れ子仮想マシンの作成

download PDF

ローカルホストが実行しているものとは異なるホストオペレーティングシステムが必要な場合は、ネストされた仮想マシンを使用できます。これにより、追加の物理ハードウェアが不要になります。

警告

Red Hat は現在、ネストされた仮想化を テクノロジープレビュー としてのみ提供しているため、これはサポート対象外となります。

さらに、ネストされた仮想化は、限られたアーキテクチャーとオペレーティングシステムのバージョンでのみテストされています。ご使用の環境でこの機能を使用する前に、ネストされた仮想化の制限と制約事項 を参照してください。

19.1. ネストされた仮想化とは

ネストされた仮想化を使用すると、仮想マシンを他の仮想マシン内で実行できます。物理ホストで実行される標準の仮想マシンは、2 番目のハイパーバイザーとして機能し、独自の仮想マシンを作成することもできます。

ネストされた仮想化に関する用語

レベル 0 (L0)
物理ホスト、ベアメタルマシン。
レベル 1 (L1)
L0 物理ホスト上で実行され、追加の仮想ホストとして機能できる標準の仮想マシン。
レベル 2 (L2)

L1 仮想ホスト上で実行されるネストされた仮想マシン。

重要: 第 2 レベルの仮想化では、L2 仮想マシンのパフォーマンスが大幅に制限されます。したがって、ネストされた仮想化は、主に以下のような開発およびテストシナリオを対象としています。

  • 制限された環境でのハイパーバイザーのデバッグ
  • 限られた物理リソースでの大規模な仮想デプロイメントのテスト
警告

Red Hat は現在、ネストされた仮想化を テクノロジープレビュー としてのみ提供しているため、これはサポート対象外となります。

さらに、ネストされた仮想化は、限られたアーキテクチャーとオペレーティングシステムのバージョンでのみテストされています。ご使用の環境でこの機能を使用する前に、ネストされた仮想化の制限と制約事項 を参照してください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.