4.4. 次のステップ
IBM Z システム上に仮想マシンを設定する場合は、Spectre 脆弱性からゲスト OS を保護することを推奨します。そうするには、
virsh edit
コマンドを使用して、次のいずれかの方法で、仮想マシンの XML 設定を変更し、その CPU を設定します。ホストの CPU モデルを使用します。
<cpu mode='host-model' check='partial'> <model fallback='allow'/> </cpu>
これにより、ホストが
ppa15
機能およびbpb
機能に対応している場合は、ゲストでも利用できます。特定のホストモデルを使用している場合は、
ppa15
機能およびpbp
機能を追加します。次の例では、zEC12 CPU モデルを使用します。<cpu mode='custom' match='exact' check='partial'> <model fallback='allow'>zEC12</model> <feature policy='force' name='ppa15'/> <feature policy='force' name='bpb'/> </cpu>
z12 CPU を使用するホストマシンの CPU モデル
z114
およびz196
でppa15
を使用している場合は、最新のマイクロコードレベル (バンドル 95 以降) を使用する必要があります。