6.5. 用途


6.5.1. 静的認証情報とデフォルトの認証情報プロバイダーの比較

useDefaultCredentialsProvider オプションを指定し、これを true に設定することにより、明示的な静的認証情報の使用を回避することが可能です。

  • Java システムプロパティー - aws.accessKeyId および aws.secretKey
  • 環境変数: AWS_ACCESS_KEY_ID および AWS_SECRET_ACCESS_KEY。
  • AWS STS の Web ID トークン。
  • 共有認証情報および設定ファイル。
  • Amazon ECS コンテナー認証情報 - 環境変数 AWS_CONTAINER_CREDENTIALS_RELATIVE_URI が設定されている場合は、Amazon ECS からロードされます。
  • Amazon EC2 インスタンスプロファイルの認証情報。

これに関する詳細情報は、AWS 認証情報のドキュメント を参照してください。

6.5.2. SNS プロデューサーによって評価されるメッセージヘッダー

ヘッダータイプ説明

CamelAwsSnsSubject

String

Amazon SNS メッセージの件名。設定されていない場合は、SnsConfiguration の件名が使用されます。

6.5.3. SNS プロデューサーによって設定されるメッセージヘッダー

ヘッダータイプ説明

CamelAwsSnsMessageId

String

Amazon SNS メッセージ ID。

6.5.4. 高度な AmazonSNS 設定

SnsClient インスタンス設定をさらに制御する必要がある場合は、独自のインスタンスを作成し、URI から参照できます。

from("direct:start")
.to("aws2-sns://MyTopic?amazonSNSClient=#client");

#client は、レジストリー内の AmazonSNS を参照します。

6.5.5. AWS SNS トピックと AWS SQS キューの間にサブスクリプションを作成する

次の方法で、SNS トピックへの SQS キューのサブスクリプションを作成できます。

from("direct:start")
.to("aws2-sns://test-camel-sns1?amazonSNSClient=#amazonSNSClient&subscribeSNStoSQS=true&queueUrl=https://sqs.eu-central-1.amazonaws.com/780410022472/test-camel");

#amazonSNSClient は、レジストリー内の SnsClient を参照します。subscribeSNStoSQS を true に指定し、既存の SQS キューの queueUrl を指定すると、SQS キューを SNS トピックにサブスクライブできます。

この時点で、SQS キューを介して SNS トピックからのメッセージを消費できます。

from("aws2-sqs://test-camel?amazonSQSClient=#amazonSQSClient&delay=50&maxMessagesPerPoll=5")
    .to(...);
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