8.5. 複合コンテンツビューの概要
複合コンテンツビューは、複数のコンテンツビューのコンテンツを組み合わせます。たとえば、オペレーティングシステムとアプリケーションを管理するコンテンツビューが別々の場合があります。複合コンテンツビューを使用して、両方のコンテンツビューのコンテンツを新規リポジトリーに統合できます。元のコンテンツビューのリポジトリーはそのまま存在しますが、組み合わせたコンテンツには新規リポジトリーも存在します。
さまざまなデータベースサーバーをサポートするアプリケーションを開発する場合には、example_application は以下のように表示されます。
example_software |
---|
アプリケーション |
データベース |
オペレーティングシステム |
4 つの別々のコンテンツビューの例:
- Red Hat Enterprise Linux (オペレーティングシステム)
- PostgreSQL (データベース)
- MariaDB (データベース)
- example_software (アプリケーション)
以前のコンテンツビューから、2 つの複合コンテンツビューを作成できます。
PostgreSQL データベースの複合コンテンツビューの例:
複合コンテンツビュー 1:-: PostgreSQL の example_software |
---|
example_software (アプリケーション) |
PostgreSQL (データベース) |
Red Hat Enterprise Linux (オペレーティングシステム) |
MariaDB の複合コンテンツビューの例:
複合コンテンツビュー 2:-: MariaDB の example_software |
---|
example_software (アプリケーション) |
MariaDB (データベース) |
Red Hat Enterprise Linux (オペレーティングシステム) |
その後、各コンテンツビューは個別に管理および公開されます。アプリケーションのバージョンを作成すると、複合コンテンツビューの新規バージョンを公開します。複合コンテンツビューの作成時に 自動公開 オプションを選択することもできます。また、複合コンテンツビューに含まれるコンテンツビューが再公開されると、複合コンテンツビューは自動的に再公開されます。
リポジトリーの制限事項
Docker リポジトリーを複合コンテンツビューに複数回含めることはできません。たとえば、同じ Docker リポジトリーを使用した 2 つのコンテンツビューを複合コンテンツビューに追加しようとすると、Satellite Server はエラーを報告します。