6.14. 対応するリポジトリーの復旧
リポジトリーの破損の場合は、高度な同期を使用して復元できます。これには 3 つのオプションがあります。
- 最適化された同期
- アップストリームの RPM との違いが検出されていない RPM をバイパスするリポジトリーを同期します。
- 完全な同期
- 検出された変更に関係なく、すべての RPM を同期します。特定の RPM がアップストリームリポジトリーに存在していても、ローカルリポジトリーにダウンロードできなかった場合は、このオプションを使用します。
- コンテンツチェックサムの確認
すべての RPM を同期してから、すべての RPM のチェックサムをローカルで検証します。RPM のチェックサムがアップストリームと異なる場合は、RPM をもう一度ダウンロードします。このオプションは
yum
リポジトリーにのみ関連します。以下のいずれかのエラーがある場合は、このオプションを使用します。-
yum
との同期中に、特定の RPM で404
エラーが発生します。 -
Package does not match intended download
エラー。特定の RPM が破損していることを意味します。
-
手順
- Satellite Web UI で、Content > Products に移動します。
- 破損したリポジトリーを含む製品を選択します。
- 同期するリポジトリーの名前を選択します。
- 最適化された同期または完全な同期を実行するには、Select Action メニューから Advanced Sync を選択します。
- 必要なオプションを選択して、Sync をクリックします。
- オプション: チェックサムを確認するには、Select Action メニューから Verify Content Checksum をクリックします。
CLI 手順
リポジトリー ID のリストを取得します。
# hammer repository list \ --organization "My_Organization"
必要なオプションを使用して破損したリポジトリーを同期します。
最適な同期の場合:
# hammer repository synchronize \ --id My_ID
完全同期の場合:
# hammer repository synchronize \ --id My_ID \ --skip-metadata-check true
検証コンテンツの同期について以下を実行します。
# hammer repository synchronize \ --id My_ID \ --validate-contents true