4.4. クラスターの起動、停止、再起動、削除
クラスター内の各ノード上で以下の操作を実行することで、クラスターの起動/停止/再起動ができます。クラスター固有のページから、クラスターディスプレイ上部の
をクリックします。これによりクラスターを構成するノード群が表示されます。
クラスターサービスが停止又は再起動されるノード上で実行しているために別のクラスターメンバーに移動させる必要がある場合、クラスターノード又はクラスター全体に起動、再起動の操作を行うことにより、クラスターサービスを短時間停止することができます。
クラスターを停止するには、以下の手順を実行します。これは、ノード群内のクラスターソフトウェアをシャットダウンしますが、ノードからクラスター設定情報を削除することはありません。ノード群は、
Not a cluster member
のステータスで引き続きクラスターノードのディスプレイに表示されます。
- 各ノードの横にあるチェックボックスをクリックすることで、クラスター内の全てのノードを選択します。
- ページ上部のメニューから機能を選択します。これにより、メッセージがページ上部に表示され各ノードが停止されることを示します。
- ページをリフレッシュして、ノード群が更新されていることを確認します。
クラスターを起動するには、以下の手順を実行します:
- 各ノードの横にあるチェックボックスをクリックすることで、クラスター内の全てのノードを選択します。
- ページ上部のメニューから機能を選択します。
- ページをリフレッシュして、ノード群が更新されていることを確認します。
実行中のクラスターを再起動するには、まずクラスター内の全てのノードを停止して、前述のようにクラスター内の全てのノードを起動します。
クラスターを完全に削除するには、以下の手順を実行します。これにより、全てのクラスターサービスは停止し、ノードからクラスター設定情報、さらにはクラスターディスプレイからノードを削除します。後ほど削除したノードを使用して既存のクラスターを追加しようと試行すると、luci はノードがクラスターのメンバーでないことを示します。
重要
クラスターの削除は、元に戻すことが不可能な破壊的な操作です。削除したクラスターを復元するには、最初からクラスターを再度作成、定義する必要があります。
- 各ノードの横にあるチェックボックスをクリックすることで、クラスター内の全てのノードを選択します。
- ページ上部のメニューから機能を選択します。
クラスターサービスの停止やクラスターのメンバーシップの変更をせずに、luci インターフェースからクラスターを削除したい場合は、「luci インターフェースからのクラスターの削除」 に記載されているように ページの オプションを使用します。