3.7.2. バックアップフェンスデバイスの設定
1 つのノードに対して複数のフェンシングメソッドを定義できます。1 番目のメソッドを使用してフェンシングが失敗すると、システムは 2 番目のメソッドを使用してノードのフェンスを試行します。その後に、追加で設定したメソッドが使用されます。
以下の手順を使用して、単一のノードにバックアップフェンスデバイスを設定します。
- 「単一ノードに対する単一フェンスデバイスの設定」 に記載されている手順に従って、ノードにプライマリフェンシングメソッドを設定します。
- 定義したプライマリメソッドのディスプレイで、をクリックします。
- このノードに設定するバックアップフェンシングメソッドの名前を入力して、をクリックします。これにより、先ほどプライマリフェンスメソッドの下に追加したメソッドを示すノード固有の画面が表示されます。
- 「フェンスデバイスの作成」 の説明のとおり、以前に設定したフェンスデバイスを選択できるドロップダウンメニューが表示されます。をクリックしてこのメソッドにフェンスインスタンスを設定します。これにより、
- このメソッド用にフェンスデバイスを選択します。このフェンスデバイスにノード固有のパラメーターを設定する必要がある場合は、設定すべきパラメーターがディスプレイに表示されます。フェンシングパラメーターの詳細については 付録A フェンスデバイスパラメーター を参照してください。
必要に応じて、引き続きフェンシングメソッドを追加できます。
や をクリックすることで、このノードに使用されるフェンシングメソッドの順番を再編成できます。