2.3.2. luci の IP ポートの有効化
クライアントコンピューター群が luci (Conga ユーザーインターフェースサーバー) を実行する 1 台のコンピューターと通信できるようにするには、luci に割り当てられている IP ポートを有効にする必要があります。表2.2「luci を実行するコンピューター上で有効な IP ポート」 に従って、luci を実行する各コンピューターで IP ポートを有効にします。
注記
クラスターノードが luci を実行している場合は、ポート 11111 は既に有効になっているはずです。
IP ポート番号 | プロトコル | コンポーネント |
---|---|---|
8084 | TCP | luci (Conga ユーザーインターフェースサーバー) |
/etc/sysconfig/luci
ファイルを使用して設定を有効した Red Hat Enterprise Linux 6.1 リリース以降、luci が機能する IP アドレスのみを特別に設定できるようになりました。使用しているサーバーインフラストラクチャーに複数のネットワークが組み込まれており、内部ネットワークからのみ luci にアクセスしたい場合は、この機能を使用できます。このためには、ファイル内の host
を指定する行をコメント解除して編集します。例えば、ファイルの host
設定を 10.10.10.10 に変更するには、host
の行を次のように変更します。
host = 10.10.10.10
/etc/sysconfig/luci
ファイルの詳細については、「/etc/sysconfig/luci
を使用した luci の設定」 を参照してください。