9.13. DLM (分散ロックマネージャー) のデバッグログは有効にする
DLM (分散ロックマネージャー) には必要に応じて有効にできる 2 つのデバッグオプションがあります。DLM カーネルデバッグと POSIX ロックデバッグです。
DLM デバッグを有効にするには、
/etc/cluster/cluster.conf
ファイルを編集して、設定オプションを dlm
タグに追加します。log_debug
オプションは DLM カーネルデバッグメッセージを有効にし、plock_debug
オプションは POSIX ロックデバッグメッセージを有効にします。
以下の例にある
/etc/cluster/cluster.conf
ファイル内のセクションは、両方の DLM デバッグオプションを有効にする dlm
タグを示しています。
<cluster config_version="42" name="cluster1"> ... <dlm log_debug="1" plock_debug="1"/> ... </cluster>
/etc/cluster/cluster.conf
ファイルの編集後、cman_tool version -r
コマンドを実行して残りのクラスターノードに設定を伝播します。