13.2.2. コマンドラインを使用した ManagedClusterSet へのクラスターの追加
コマンドラインを使用してクラスターをマネージドクラスターに追加するには、以下の手順を実行します。
managedclustersets/join
の仮想サブリソースに作成できるように、RBACClusterRole
エントリーが追加されていることを確認します。このパーミッションがない場合には、マネージドクラスターをManagedClusterSet
に割り当てることはできません。このエントリーが存在しない場合は、
yaml
ファイルに追加します。サンプルエントリーは以下の内容のようになります。kind: ClusterRole apiVersion: rbac.authorization.k8s.io/v1 metadata: name: clusterrole1 rules: - apiGroups: ["cluster.open-cluster-management.io"] resources: ["managedclustersets/join"] resourceNames: ["<clusterset1>"] verbs: ["create"]
clusterset1
はManagedClusterSet
の名前に置き換えます。注記: マネージドクラスターを別の
ManagedClusterSet
に移動する場合には、マネージドクラスターセット両方でパーミッションの設定が必要です。yaml
ファイルでマネージドクラスターの定義を検索します。ラベルの追加先のマネージドクラスター定義のセクションは、以下の内容のようになります。apiVersion: cluster.open-cluster-management.io/v1 kind: ManagedCluster metadata: name: cluster1 spec: hubAcceptsClient: true
この例では、
cluster1
はマネージドクラスターの名前です。ManagedClusterSet
の名前をcluster.open-cluster-management.io/clusterset: clusterset1
形式で指定してラベルを追加します。コードは以下の例のようになります。
apiVersion: cluster.open-cluster-management.io/v1 kind: ManagedCluster metadata: name: cluster1 labels: cluster.open-cluster-management.io/clusterset: clusterset1 spec: hubAcceptsClient: true
この例では、
cluster1
は、clusterset1
のマネージドクラスターセット名に追加するクラスターです。注記: マネージドクラスターが削除済みのマネージドクラスターセットにこれまでに割り当てられていた場合には、すでに存在しないクラスターが指定されたマネージドクラスターセットがマネージドクラスターに設定されている可能性があります。その場合は、名前を新しい名前に置き換えます。