17.2.6. OpenShift Update Service インスタンスのデプロイ
ハブクラスターへの OpenShift Update Service インスタンスのデプロイが完了したら、このインスタンスは、クラスターのアップグレードのイメージをミラーリングして非接続マネージドクラスターに提供する場所に配置されます。インスタンスをデプロイするには、以下の手順を実行します。
デフォルトの Operator の namespace (
openshift-cincinnati
) を使用しない場合には、お使いの OpenShift Update Service インスタンスの namespace を作成します。- OpenShift Container Platform ハブクラスターコンソールのナビゲーションメニューで、Administration > Namespaces を選択します。
- Create Namespace を選択します。
- namespace 名と、namespace のその他の情報を追加します。
- Create を選択して namespace を作成します。
- OpenShift Container Platform コンソールの Installed Operators セクションで、Red Hat OpenShift Update Service Operator を選択します。
- メニューから Create Instance を選択します。
OpenShift Update Service インスタンスからコンテンツを貼り付けます。YAML ファイルは以下のマニフェストのようになります。
apiVersion: cincinnati.openshift.io/v1beta2 kind: Cincinnati metadata: name: openshift-update-service-instance namespace: openshift-cincinnati spec: registry: <registry_host_name>:<port> replicas: 1 repository: ${LOCAL_REGISTRY}/ocp4/release graphDataImage: '<host_name>:<port>/cincinnati-graph-data-container'
spec.registry
の値は、イメージの非接続環境にあるローカルレジストリーへのパスに置き換えます。spec.graphDataImage
の値は、グラフデータ init container へのパスに置き換えます。ヒント: これは、podman push
コマンドを使用して、グラフデータ init container をプッシュする時に使用した値と同じです。- Create を選択してインスタンスを作成します。
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ハブクラスター CLI で
oc get pods
コマンドを入力し、インスタンス作成のステータスを表示します。時間がかかる場合がありますが、コマンド結果でインスタンスと Operator が実行中である旨が表示されたらプロセスは完了です。