17.2.12. クラスターのアップグレード
非接続レジストリーの設定後に、Red Hat Advanced Cluster Management および OpenShift Update Service は非接続レジストリーを使用して、アップグレードが利用可能かどうかを判断します。利用可能なアップグレードが表示されない場合は、クラスターの現行のリリースイメージと、1 つ後のイメージがローカルリポジトリーにミラーリングされていることを確認します。クラスターの現行バージョンのリリースイメージが利用できない場合、アップグレードは利用できません。
以下の手順を実行してアップグレードします。
- Red Hat Advanced Cluster Management コンソールで Infrastructure > Clusters を選択します。
- そのクラスターの内、利用可能なアップグレードがあるかどうかを判断するクラスターを特定します。
- 利用可能なアップグレードがある場合には、クラスターの Distribution version コラムで、アップグレードが利用可能であることが表示されます。
- クラスターの Options メニュー、Upgrade cluster の順に選択します。
- アップグレードのターゲットバージョン、Upgrade の順に選択します。
マネージドクラスターは、選択したバージョンに更新されます。
クラスターのアップグレードに失敗すると、Operator は通常アップグレードを数回再試行し、停止し、コンポーネントに問題があるステータスを報告します。場合によっては、アップグレードプロセスは、プロセスの完了を繰り返し試行します。アップグレードに失敗した後にクラスターを以前のバージョンにロールバックすることはサポートされていません。クラスターのアップグレードに失敗した場合は、Red Hat サポートにお問い合わせください。