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7.6.2. コンソールを使用したクラスターの作成

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Red Hat Advanced Cluster Management コンソールからクラスターを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. ナビゲーションメニューから Infrastructure > Clusters に移動します。
  2. Clusters ページで、Create cluster をクリックします。

    注記: この手順では、クラスターを作成します。既存のクラスターをインポートする場合には、ハブクラスターへのターゲットマネージドクラスターのインポートの手順を参照してください。

  3. インフラストラクチャープロバイダーに Kubernetes ディストリビューションおよび Red Hat OpenStack を選択します。残りの手順は、選択した内容により異なります。
  4. 一覧で利用可能な認証情報から、お使いのインフラストラクチャープロバイダーの認証情報を選択します。設定されていない場合や、新たに設定する場合には、Add credential を参照してください。認証情報の作成に関する詳細は、「Red Hat OpenStack Platform の認証情報の作成」を参照してください。
  5. クラスターの詳細を追加します。

    1. クラスターの名前を入力します。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。名前には 15 文字以上指定できません。

      注記:: 値は、認証情報の要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。

      ヒント: コンソールに情報を入力する時に yaml コンテンツの更新内容を表示するには、YAMLON に切り替えるように設定します。

    2. クラスターセットを既存のクラスターセットに追加する場合は、クラスターセット を 1 つ指定します。クラスターの作成時に cluster-admin 権限がない場合に、クラスターを作成する clusterset-admin パーミッションがあるクラスターセットを選択する必要があります。クラスターセットを選択しない場合には、クラスターの作成には失敗します。選択するクラスターセットがない場合には、クラスター管理者に連絡して、クラスターセットへの clusterset-admin パーミッションを受け取ってください。
    3. Red Hat OpenStack Platform アカウントに設定した Base DNS domain 情報を指定します。選択した認証情報にベースドメインが紐付けされている場合には、その値がこのフィールドに設定されます。値を上書きすると変更できます。値は、要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。

      詳細は、Red Hat OpenStack Platform ドキュメントの「ドメインの管理」を参照してください。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。

    4. クラスターに使用する リリースイメージ を指定します。このリリースイメージで、クラスターの作成に使用される OpenShift Container Platform イメージのバージョンを特定します。使用するバージョンが利用可能な場合は、イメージの一覧からイメージを選択できます。使用するイメージが標準イメージではない場合は、使用するイメージへの url を入力できます。リリースイメージの詳細は、リリースイメージを参照してください。

      注記: OpenShift Container Platform バージョン 4.6.x 以降のリリースイメージのみがサポートされます。

    5. クラスターに関連付ける 追加のラベル を追加します。これらのラベルは、クラスターを特定し、検索結果を絞り込むのに役立ちます。
  6. マスターノードの詳細を入力します。マスタープールには、クラスター向けに作成されたマスターノードが 3 つあります。マスターノードは、クラスターアクティビティーの管理を共有します。オプションの情報には以下のフィールドが含まれます。

    1. マスターノードの インスタンスタイプ を指定します。インスタンスの作成後にインスタンスのタイプやサイズを変更できます。デフォルト値は m1.xlarge です。
  7. ワーカープールに関する情報を入力します。ワーカープールに 1 つまたは複数のワーカーノードを作成し、クラスターのコンテナーワークロードを実行できます。ワーカーノードは、ワーカープール 1 つに所属することも、複数のワーカープールに分散させることもできます。ワーカーノードが指定されていない場合は、マスターノードもワーカーノードとして機能します。オプションの情報には以下のフィールドが含まれます。

    1. ワーカープールの名前を追加します。
    2. ワーカープールの インスタンスタイプ を指定します。インスタンスの作成後にインスタンスのタイプやサイズを変更できます。デフォルト値は m1.xlarge です。
    3. ワーカープールの Node count を入力します。ワーカープールを定義する場合にこの設定は必須です。

      Add worker pool をクリックして追加のワーカープールを定義できます。

  8. クラスターのネットワーク情報を入力します。IPv4 ネットワーク用に 1 つ以上のネットワークの値を指定する必要があります。IPv6 ネットワークの場合は、複数のネットワークを定義する必要があります。

    1. External network name に Red Hat OpenStack Platform の外部ネットワーク名を追加します。
    2. API Floating IP アドレス を追加します。既存の Floating IP アドレスは、OpenShift Container Platform API の外部ネットワーク用です。値は、要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。
    3. Ingress Floating IP アドレスを追加します。既存の Floating IP アドレスは、Ingress ポートの外部ネットワーク上にあります。値は、要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。既存の Floating IP アドレスは、Ingress ポートの外部ネットワーク上にあります。
    4. プライベートネットワークの名前解決をサポートする External DNS IP addresses を追加します。
    5. デプロイする Pod ネットワークプロバイダープラグインを指定する ネットワークタイプ を指定します。使用できる値は OVNKubernetes または OpenShiftSDN です。デフォルト値は OpenShiftSDN です。IPv6 を使用するには、OVNKubernetes の設定は必須です。
    6. Cluster network CIDR を選択します。クラスターで使用するために予約される IP アドレスのグループ。クラスターに十分な数値を指定し、その範囲に他のクラスターの IP アドレスを追加しないようにします。デフォルト値は 10.128.0.0/14 です。
    7. Network host prefix を指定して、それぞれの個別ノードに割り当てるサブネットプレフィックスの長さを設定します。デフォルト値は 23 です。
    8. サービスネットワーク CIDR でサービスの IP アドレスのブロックを指定します。このブロックは他のネットワークブロックと重複できません。デフォルト値は 172.30.0.0/16 です。
    9. マシン CIDR で OpenShift Container Platform ホストで使用される IP アドレスのブロックを指定します。このブロックは他のネットワークブロックと重複できません。デフォルト値は 10.0.0.0/16 です。

      Add network をクリックして、追加のネットワークを追加できます。IPv6 アドレスを使用している場合は、複数のネットワークが必要です。

  9. クラスターのインストールまたはアップグレードの前後に実行する Ansible Automation template (任意) を追加します。

    Add automation template をクリックしてテンプレートを作成できます。

  10. 情報を確認し、必要に応じてカスタマイズします。

    1. YAML スライダーを On にクリックし、パネルに install-config.yaml ファイルの内容を表示します。
    2. YAML ファイルをカスタム設定で編集します。
  11. Create を選択してクラスターを作成します。

    注記: クラスターのインポートには、クラスターの詳細で提示された kubectl コマンドを実行する必要はありません。クラスターを作成すると、Red Hat Advanced Cluster Management で管理されるように自動的に設定されます。

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