10.4. ネットワークポート
Red Hat build of Keycloak クラスタリングを正常に実行するには、2 つのネットワークポートを開く必要があります。
Red Hat build of Keycloak は、UDP ベースおよび TCP ベースのスタックでのデータ転送に jgroups.bind.port
を使用します。
-
tcp
、ec2
、google
、およびkubernetes
などの TCP ベースのスタックの場合は、デフォルトで7800
を選択します。 UDP ベースのスタック
udp
の場合は、デフォルトでランダムポートを選択します。たとえば、ファイアウォールの設定を簡素化するには、たとえば
udp
スタックの固定ポートを設定するには、プロパティーjgroups.bind.port
を7800
に設定します。
障害検出のために、Red Hat build of Keycloak はデフォルトで 50000
に設定されている最初のポートを基準として jgroups.fd.port-offset
のオフセットにある別の TCP ベースのポートを使用します。jgroups.bind.port
プロパティーが 7800
に設定されている場合、57800
で TCP ポートが開きます。
JAVA_OPTS_APPEND
環境変数または CLI コマンドで上記のポートを変更するには -D<property>=<value>
を使用します。