第22章 レルムのインポートとエクスポート
この章では、JSON ファイルを使用してレルムをインポートおよびエクスポートするさまざまな方法を説明します。
単一ファイルにエクスポートおよびインポートすると大きなファイルが作成される可能性があるため、データベースに 500 ユーザーを超えるユーザーが含まれている場合は、1 つのファイルではなく、ディレクトリーにエクスポートしてください。ディレクトリープロバイダーは "ページ" (ユーザーのファイル) ごとに個別のトランザクションを使用するため、ディレクトリーを使用するとパフォーマンスが向上します。ファイルごとおよびトランザクションごとのデフォルトのユーザー数は 50 です。この値を大きくすると、実行時間が指数関数的に増加します。
kc.[sh|bat] import | export コマンドを使用する前に、すべての Red Hat build of Keycloak ノードを停止する必要があります。これにより、結果として得られる操作で、同時リクエストに関する一貫性の問題が発生しなくなります。また、サーバーインスタンスと同じマシンから import コマンドまたは export コマンドを実行しても、ポートやその他の競合が発生しなくなります。
22.1. データベース接続パラメーターのオプションを指定する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の export および import コマンドを使用する場合、Red Hat build of Keycloak は、レルム、クライアント、ユーザー、およびその他のエンティティーに関する情報が保存されているデータベースに接続する方法を認識している必要があります。Red Hat build of Keycloak の設定 で説明されているように、その情報はコマンドラインパラメーター、環境変数、または設定ファイルとして提供できます。使用可能なオプションを確認するには、各コマンドに対して --help コマンドラインオプションを使用します。
設定オプションの一部は、ビルド時の設定オプションです。デフォルトでは、Red Hat build of Keycloak は、ビルド時のパラメーターにおける変更を検出すると、export および import コマンドに対して自動的に再ビルドします。
Red Hat build of Keycloak の設定 で説明されているように、build コマンドを使用して Red Hat build of Keycloak の最適化バージョンをビルドした場合は、コマンドラインオプション --optimized を使用して、起動時間を短縮するために Red Hat build of Keycloak がビルドチェックをスキップするようにします。その際には、コマンドラインからビルド時オプションを削除し、実行時オプションのみを保持します。
--optimized を使用しない場合、import または export コマンドによって最適化されたイメージが暗黙的に作成または更新されることに注意してください。サーバーインスタンスと同じマシンからこれらのコマンドを実行している場合は、サーバーの次回の起動に影響する可能性があります。