21.7. Clevis を使用して暗号化された Stratis プールを作成する
Stratis 2.4.0 以降では、コマンドラインで Clevis オプションを指定することにより、Clevis メカニズムを使用して暗号化されたプールを作成できます。
前提条件
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Stratis v2.3.0 以降がインストールされ、
stratisdサービスが実行されている。詳細は、Stratis のインストール を参照してください。 - 暗号化された Stratis プールが作成されている。詳細は、カーネルキーリング内のキーを使用して暗号化された Stratis プールを作成する を参照してください。
- 使用しているシステムは TPM 2.0 をサポートしている。
手順
Stratis プールで使用する各ブロックデバイスに存在するファイルシステム、パーティションテーブル、または RAID 署名をすべて削除します。
# wipefs --all block-deviceblock-deviceの値は、ブロックデバイスへのパスです (例:/dev/sdb)。暗号化された Stratis プールを作成し、暗号化に使用する Clevis メカニズムを指定します。
# stratis pool create --clevis tpm2 my-pool block-devicetpm2- 使用する Clevis 機構を指定します。
my-pool- 新しい Stratis プールの名前を指定します。
block-device空のブロックデバイスまたは消去したブロックデバイスへのパスを指定します。
または、次のコマンドを使用して Clevis tang サーバーメカニズムを使用します。
# stratis pool create --clevis tang --tang-url my-url --thumbprint thumbprint my-pool block-devicetang- 使用する Clevis 機構を指定します。
my-url- tang サーバーの URL を指定します。
thumbprinttang サーバーの thumbprint を参照します。
次のコマンドを使用して、1 行に複数のブロックデバイスを指定することもできます。
# stratis pool create --clevis tpm2 my-pool block-device-1 block-device-2
検証
新しい Stratis プールが作成されていることを確認します。
# stratis pool list注記プール作成時に Clevis と keyring の両方のオプションを同時に指定することで、Clevis と keyring の両方のメカニズムを使用して暗号化されたプールを作成することもできます。