13.3. スワップ用の LVM2 論理ボリュームの作成


スワップ用の LVM2 論理ボリュームを作成できます。ここでは、追加するスワップボリュームを /dev/VolGroup00/LogVol02 とします。

前提条件

  • 十分なディスク領域がある。

手順

  1. サイズが 4 GB の LVM2 論理ボリュームを作成します。

    # lvcreate -n LogVol02 -L 4G VolGroup00
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  2. 新しいスワップ領域をフォーマットします。

    # mkswap /dev/VolGroup00/LogVol02
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  3. 次のエントリーを /etc/fstab ファイルに追加します。

    /dev/VolGroup00/LogVol02 none swap defaults 0 0
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  4. システムが新しい設定を登録するように、マウントユニットを再生成します。

    # systemctl daemon-reload
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  5. 論理ボリュームでスワップをアクティブにします。

    # swapon -v /dev/VolGroup00/LogVol02
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検証

  • スワップ論理ボリュームが正常に作成され、アクティブになったかをテストするには、次のコマンドを使用して、アクティブなスワップ領域を調べます。

    # cat /proc/swaps
    Filename               Type        Size         Used        Priority
    /dev/dm-6         partition     4194300            0              -2
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    # free -h
                   total        used        free      shared  buff/cache   available
    Mem:            30Gi       1.2Gi        28Gi        12Mi       995Mi        28Gi
    Swap:          4.0Gi          0B       4.0Gi
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