16.10. RAID サービス
次のコンポーネントは連携して動作し、systemd で mdadm を使用してシステム上で自動 RAID 整合性チェックを実行します。
config.file-
/etc/sysconfig/raid-checkファイルには、RAID チェック動作の設定手順が含まれています。 raid-check.timer-
これは、
raid-checkサービスがいつ実行されるかを決定する systemd タイマーです。必要に応じてスケジュールを設定できます。 raid-check.service-
これは、
raid-check timerによってトリガーされたときに実行される systemdraid-checkサービスです。/usr/sbin/raid-checkスクリプトを実行します。 raid-check script-
raid-check.serviceは、raid-checkスクリプトを実行します。データの不整合数をチェックし、発見された不良ブロックの修復を試みます。不整合が検出されると、不整合カウントが機能しない RAID1 および RAID10 を除き、警告が記録されます。ただし、不良ブロックを識別して修正するために、RAID および RAID10 でもチェック操作は実行されます。