4.3. 冗長リングプロトコル (RRP) の設定
注記
Red Hat は、 Support Policies for RHEL High Availability Clusters - Cluster Interconnect Network Interfaces の Redundant Ring Protocol (RRP) の項で説明している条件に依存する、クラスターでの冗長リングプロトコルに対応しています。
pcs cluster setup コマンドを使用してクラスターを作成する場合、各ノードに両方のインターフェイスを指定することで冗長リングプロトコルを使用してクラスターを設定できます。デフォルトの udpu トランスポートを使用する場合にクラスターノードを指定するには、リング 0 アドレス、,、リング 1 アドレスの順に指定します。
たとえば、以下のコマンドはノード A とノード B の 2 つのノードを持つ
my_rrp_clusterM
という名前のクラスターを設定します。ノード A には nodeA -0 と nodeA-
1
の 2 つのインターフェイスがあります。ノード B には、nodeB -0 と nodeB-
1
の 2 つのインターフェイスがあります。RRP を使用してこれらのノードをクラスターとして設定するには、以下のコマンドを実行します。
# pcs cluster setup --name my_rrp_cluster nodeA-0,nodeA-1 nodeB-0,nodeB-1
udp
トランスポートを使用するクラスターで RRP を設定する方法は、pcs cluster setup コマンドのヘルプ画面を参照してください。