5.7. フェンスデバイスが接続されているノードの管理
次のコマンドで、ノードを手動でフェンスできます。
--off
を指定すると、stonith への off
API 呼び出しが使用され、ノードを再起動する代わりにオフになります。
pcs stonith fence node [--off]
ノードがアクティブでない場合でも、そのノードを stonith デバイスがフェンスできない状況では、そのノードのリソースをクラスターが復旧できない可能性があります。この場合は、ノードの電源が切れたことを手動で確認した後、次のコマンドを入力して、ノードの電源が切れたことをクラスターに確認し、そのリソースを回復のために解放できます。
警告
指定したノードが実際にオフになっていない状態で、クラスターソフトウェア、または通常クラスターが制御するサービスを実行すると、データ破損またはクラスター障害が発生します。
pcs stonith confirm node